意外に低かった東京の放射線量 ?草むらや吹き溜まりはどうなっているのか?
2011-10-29 05:28:390 Comments
林試の森公園では、全体的に線量が低く、草むら、吹き溜まりやベンチの上、下なども0.11μSV/h位で、広場も殆ど同じでした。
小さいお子さんや愛犬を公園で遊ばせていいかどうか、不安に思われている方もおられることと思います。TVでは、○○公園で高い線量がー!とか、3月4月には、草むらや吹き溜まりは線量が高いので気をつけるように!という報道もありました。半年以上過ぎた9月、10月には0.10〜0.11μSVになっているということです。
愛犬の柴犬マリが草むらが大好きで、また、木の葉の積もったところを臭いを嗅ぎまくり、時々、もぐらの穴を「ほりほり」して地面を掘っては鼻に土が付くほど臭いをかいだりしますし、とても心配でした。でも、街中が0.12〜013μSVの時、林試の森公園は0.10〜0.11μSVと、意外に低いのです。おそらく、樹木や雑草が多く、植物を養っている「光合成菌」などの微生物(菌
類)の宝庫となっていて、それらが放射能を除線してくれているのではないかと思います。
街中でも、他の公園でも、雑草が茂っているところ、地衣植物が地面を覆っているところでは、意外に低めで、0.10〜0.11μSVになっています。
しかし、私の測ったところは、ごく一部ですので、奇形植物の出たところのように0.14〜0.15μSV位か、それ以上あるところもあるかもしれません。
放射能という、得体の知れない「怪物」にもたらされた、不安な日々でしたが、測定する事で少しは緩和されたように思われます。
今後の風向きと福島原発の崩壊状況によっては、大きく変化することもあるので、引き続き注意が必要かと思われます。